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執筆者の写真Bicicletta Buna

ガラスコーティング・プラス10

更新日:6月30日




現在お乗りのバイクから、スぺシャライズド・アレーへ、メンテナンスも含めての載せ替えのご依頼。


スペシャライズドは、2010年ころのモデル。


最近のスマホは優秀なので、キレイに撮ってくれます。遠目には汚れなどは目立ちません。

ご友人から譲り受けたバイク、実はよく見ると、結構傷や汚れがありました。

お客さんからは、チェーンステイには大きな塗装剥がれがあり、これは取りたいね~、と打合せしました。




そして、よ~く見ると、塗装の剥がれや色ムラ





ロゴにかかる擦り傷



シートステイの小傷群。


こういうのを見ると、直したくなるんですよね~💦


ガラスコーティングもやりたいとのことでしたので、このまま洗浄だけでコーティングでも、充分キレイには出来ると思いますが、少し手を加えればもっとコーティングも映えるようになるかな?と思い、とお客さんの許可を取り


フレーム交換+ガラスコーティングでしたが


1.チエンステイ

2.シートステイ

3.シートチューブのロゴ直し

4.ヘッドチューブの色むら

5.トップチューブの色むら

6.Fフォークの色むら


これらの塗装を修正してガラスコーティングすることに。


そして、ドライブトレイン周りを色々リフレッシュするプランが入りました。


7.RD交換(29Tのスプロケットに対応するミディアムケージのRDに交換)

8.FD交換(RDと同じものに交換)

9.クランク交換(クランク長を変更するため)

10.BB交換(音鳴りがあるとのことで)


かくして、フレーム交換&ガラスコーティングの予定でしたが、+10の追加作業を伴い進めることに決定。


さあ、行きますよ!





傷のパテ埋めとロゴのマスキングを進めます。






塗料の食いつきを良くするため塗装面を少し粗し、脱脂。

ロゴ類のマスキングがうまくいっていることを信じて、下塗り塗料&塗料の塗布。





焼け焦げたみたいに真っ黒(笑)。大丈夫、きっとうまくマスキング出来ているはず、と信じて。


そして、マスキングテープはがし







ロゴの所はも一度微調整して




ここまで修復できました。


全体の傷補修が終わった後、マットクリアを吹くのですが、塗膜の強度を出したいのと、表面をもう少し滑らかにしたいので一度、光沢のクリアを吹きました。

2液ウレタンを使用するので、マスクは必須。


クリア塗布後、表面の凹凸を目の細かい紙やすりを水を付けながら平らに削ります。

模型をやる方はご存知思います。水研ぎというやつですね。


その上からマットクリアを塗布して、塗装補修は完成。







BBを処理して完成です



そして、ガラスコーティング施工!

ブナサイクルではガラスの鎧を使用しています。




そして、組み換え開始!こちらのビアンキをスぺシャライズドへ。良いバイクなんですが、サイズがちょっと大きかったのが悩みだったそうです。



ホイールメンテナンス









クランク交換&ウルトラトルクベアリング交換。今回はBBBのベアリングを使用。 

RD交換。

使用中のRDが29Tのスプロケットに対応していなかったのと、パワーシフトのシフトレバーに対してウルトラシフトのRDの組み合わせだったので、RDを交換することに。

2010年前後のカンパニョーロ・ベローチェは、ウルトラシフト、パワーシフト、エスケープといったシフトレバーが混在しているので、確かにややこしいです。


そして、完成!








かくして、作業完了!


BLK/SLVの配色に、スパカズのバーテープの色、2011年モデルのBLKのベローチェが合っていますね。


おまけに、カンパニョーロ仕様のスぺシャライズドというのも希少価値高め。


お客さんのご要望に対して、+10の対応が出来たかな、と思います。

10年以上前のバイクでしたがきれいに再生できて、楽しく作業させてもらいました。


ご用命、ありがとうございましたm(_ _)m


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