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執筆者の写真Bicicletta Buna

マクハルシーラントと従来のシーラント

更新日:2023年7月10日

ここ数週間、マクハルシーラントを色々試しています。

結論から行くと、どっちがおすすめなのか、との結論は出ておらず(笑)

使う状況次第、ということになると思います。




逆に、今までちょっと毛嫌いしていた従来のシーラントの良さも再確認できた、という感じで、やはり用途(例えば毎日の通勤とか日常的に使うのか、又は走ることに特化して使用するのか)によると思いますので、チューブドタイヤも交えると益々優劣は付けづらいかな~、というのが現時点での感想です。



ネットで上がっている情報を見る限り、多くの方が絶賛しており、上手く行かないのは自分のやり方が悪く、何だか自分の腕を試されているようで怖いです💦


一番最初は、やはりフヂチカさんのマニュアル通りの失敗をしました


脱脂不十分でマクハル弾きまくり



抜き取りが甘すぎ。


エア漏れを警戒してついつい多く入れてしまいがちですね。


色々工夫を重ね回数をこなしてくると





段々と膜が綺麗に張られるようになります。この位の状態ですと、エア漏れはほぼ起こらないのですが、TLRタイヤを膜を張ってエア漏れを抑えているという特性上、何らかの拍子で幕が破れるとエア漏れが発生します。

もちろん、それに対する対処法もあるのですが、通常のシーラントみたいに勝手に液体が循環して穴をふさいでくれる訳ではないので、いったん専用作業が必要になります。


その手間をどうとらえるか?という所も判断の一つになるかと思います。


PANARACER アジリスト DUROを、エイっとわざとパンクさせて、TUBELESSCUEも試しました





TUBELESSCUEが上手く機能するかどうかは、上手く幕が張れているか否かにかかっていて、確認するにはタイヤを外すしかないのですが、タイヤを外すと膜が破けたり、ビードのところのマクハルがはがれるので、再度マクハル処理を行う必要があります。

なので、確認作業というのはあまり現実的ではないです。


今回、確認作業を何度もやったので、おかげさまでマクハル処理についてはそんなに抵抗がなくなりましたが(笑)


そうなると、液体のシーラントを循環させてエア漏れを止めるというやり方が、いかに楽か、と思えてきます。





パナレーサーのシーラントとリムテープの組み合わせが、とても快適に感じました。


マクハルシーラント、軽く仕上がりますし、従来のシーラントではできなかったホイールバランスも取れるので、走りの性能を求める方にはお勧めしたいアイテムであることは間違いないです。


ちなみに、チューブレスホイールであるシマノ•WH-6800ホイールにパナレーサーアジリストDUROの組み合わせでマクハル処理したホイールは、バッチリ仕上がって、チューブドタイヤ並みにエア漏れしていないです。


そういう点から、組み合わせによって、上手く行く場合と、そうでない場合がある感じがしています。


もう書くスペースがなくなって来たのでこの辺りで。うまく機能する組み合わせなども大体わかってきたので、ご興味のある方はお気軽に、店頭にてお問い合わせください。  



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