自転車乗りの大工さんが手作りするバイクラックが、お店にやって来ました。
お客さんの自転車仲間の大工さんが、オリジナルの木製ラックを作っている、というお話しを聞いて興味を持ったので、お店でしばらくお借りする事になりました。
折り畳み出来る木製ラックです。
素材は杉の木。丸い穴にサドルを引っ掛けるスタイルが斬新!
使用するとこんな感じです。
そして、組み立ても簡単。工具不要です。
こんな感じに、脚にスタンドに挟み込みます
この溝。大工さんの匠の技です
スっと入ります。見た目がとても綺麗。
大半のサイクルラックは、脚の部分が地面と垂直に作られていますが、これは脚が少し外側に向いています。
揺すると、実はちょっと揺れます。
大丈夫かな?と思うのですが、斜めの角度と、
二つ折りになっている脚の部分が開くようにスタンドを支えるので、台数が増えて重量が増すと、スタンド部をよりしっかり挟み込みます。台数が増えるに従い揺れなくなります。
何という計算高い造り!なので心配は無用です。
実際、筑波8耐のピットで強風に吹かれてもびくともしないそうで、安定性は折り紙つきです。
ハンドルとタイヤの辺りが軽く触れるくらいの間隔で作られています。少ないスペースで沢山収納出来るよう、寸法も考えられています。
ハンドル部とフレームが接触するとフレームやブレーキレバーにキズが着く可能性が高くなりますが、タイヤとバーテープであれば、そのリスクは大分低くなりますね。
実はこの形に辿り着くまで色々試行錯誤があり、現在の形になるまで10年くらいかかっているそうです!
ちなみにこのラックは、筑波8耐の時にスペースを最小限に考えバイクを交互にかける仕様ですが、他に並んでかける仕様やかける台数も調整できるそうです。
8耐の会場では「売ってないの?」とかなり声をかけられるそうで、お願いしたら、オーダーメイドで作って頂けるそうですよ!
ご興味のある方は是非お店に来てご覧くださいませ。
大きさや仕様にもよりますが、1万5千円〜2万円くらいで作って頂けるそうですよ。
お店でも、大活躍中です(^^)