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執筆者の写真Bicicletta Buna

憧れを手にするお手伝い

更新日:3月31日


スペシャライズド ターマックSL6組み立てのご依頼です。


以前、試乗して以来ずっと欲しかったというターマック。スペシャライズド認定中古車でとても良いコンディション、ピッタリサイズのフレームが出て来て、運良く購入する事が出来ました。

少し前のSL6ですが、まだまだ魅力溢れるバイクです。







誇らしげなS-WORKSのロゴ!


キズもなく、殆ど乗っていないのでは?と思える程のグッドコンディションのフレームでした。

ディーラー取り扱いという安心感もあるので、良い制度ですね。

ガラスコーティングも施工しました。


Di2の配線




ブレーキ台座面取り





この頃のターマックは圧入式BB。先々のメンテナンスも考慮し、左右をねじ込むタイプのBBにしました。KCNC製。



コンポーネントも持ち込みでした。組み立てを進めて以前のパーツを合わせていくと、問題発生。

今回、70mmという短いステムを使う事になったのですが、ステム下にDi2の外付けジャンクションが付けられない事が判明。

スマートでキレイなワンバイエス・スージーステムを選択しましたが、ステムとヘッドチューブとの隙間が狭すぎてしまいました。

急遽、ハンドル内装ジャンクションに切り替えです。

ハンドルも既にDIXNAのアルミハンドルを選択済み。これを使って何とかしたい。

通常は、ハンドルに穴が3箇所必要ですが、そのパターンだと力のかかる所に穴あけが必要になるので、加工して破損、というリスク回避のため、あまり力のかからないバーエンドに2箇所の最小限穴あけで対応する事にしました。


バーのエンド部分から40mmの辺りに、Eチューブが通る大きさの穴を開けます。

左側の穴からは、右バーエンドに入れたジャンクションAからハンドル内を通したEチューブが出て来ます。これを左STIレバーのポートに接続。


フレーム内のジャンクションBから伸びてくるEチューブも、左STIレバーに接続



右側。バーエンドにジャンクションAが入っています。



Eチューブをハンドルを這わせて、STIレバーのポートに接続。Eチューブの段差は、バーテープを巻くとさほど気にはならなくなります。



内装ジャンクションA無事取り付け完了。


作業中、ホイールのブレが大きかったので、ホイールバランスも取る事に



ウエイト貼り付け


参加動画です。


完成〜!



DIXNA ジェイフィットアークFZ。360mmからあるので、小柄な方も合わせやすいです。


レバーはアルテグラの11sの油圧DI2レバーが入手困難な為、GRXを使用しました。




憧れだったターマックを手にする事が出来ました。

現行モデルのターマックはSL8まで進化しており、SL6は言わば旧型になります。

しかし、最上級グレードである事に変わりはありません。

そして試乗して憧れを抱いたモデルは、恐らくこのSL6だったようなので、むしろ良かったのでは、と思います。

必ずしも最新モデルでなければいけないという事もないですし、中古試乗が活性化している昨今では、中古車イコール古くてコンディション悪い、とは必ずしもならなく、今回のように状態の良い車体もあります。

そうなると、自転車選びの手段としておおいにあり、と思います。


こんな感じにお待ち込みのフレームからの組み立ても承りますので、お気軽にご相談ください。


ちなみに今回のターマックSL6のご依頼主、実は私の嫁さんでした(笑)


先日シェイクダウンしましたが、とても気に入ってくれたとの事です。

皆様の憧れ実現のお手伝い、お待ちし

ております

m(_ _)m



2024年元旦、宮ヶ瀬にてシェイクダウン〜!


翌日2日も、雨の中ライド!

南大沢のジェラート屋さん、ジェラテリア•レガリーノさんでジェラートを頂きました。


この翌日、私だけ風邪をひいて急遽お店を臨時休業する羽目になったのは、周知の通りです

^^;







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