BIKE FIT理論に基づいたフィッテイングサービスを開始いたします。
基本料金 20,000円
時間がかかるサービスですので(2時間~3時間)完全予約制で、費用は20,000円です。パーツ交換や追加が必要になった場合は別途費用がかかりますのでご了承ください(ステム、ハンドルやクリートウエッジなど)。
大まかな流れとしては以下の通りです。
①問診(自転車歴、運動歴、自転車に乗る頻度、自転車に乗る目的、ケガ歴など)
②身体の柔軟性、癖の確認
③サドル高の確認
④クリート前後位置の確認
⑤サドル前後位置の確認
⑥ハンドル高、ステム長、ハンドル幅の確認
⑦ペダリング時の膝の軌跡確認
⑧クリート位置の確認
また、⑦⑧については、①~⑥までの項目に特に異常がなければお受けすることも可能です。料金は6.000円+パーツ代となります。
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先日、フィッティングのサービスを開始するべく、先月BIKE FITの講習会に参加してきました。
元々、2012年にBIKE FIT LEVEL1(主にロードバイクのフィッティング)、2016年にBIKE FIT LEVEL2(TTバイクのフィッテイング)を受講してはいました。
しかし皮肉にも、2017年に、前の、前のショップを退職してからこのBIKE FITを使してのフィッティングの機会はほとんどなく、自分の店を開業するに当たりもう一度知識と技術を再確認したく、サンメリットさんが開催している講習(サイクルショップ、サイクルショップ開業予定者、トレーナー、指導者、メーカーの方が対象)を再度受講することにしました。
極秘資料!
なぜBIKE FITを選んだのか?と申しますと、このBIKE FITの理論は、現在あるフィッティングサービスの源流ともいうべき北米のフィッティング理論で、かの有名なスぺシャライズドのBG FITもこの流れを汲むフィッティングで、日本はもとより、世界で認知され、実績のあるフィッテイング理論である、という点です。
私自身の独自の理論でフィッティングが行えればいいのですが、私の経験則だけでは満足なフィッティングは出来ない、と改めて講習を通じて感じました。
BIKE FITはフィッティングの専門家が作り上げてきた理論であり、世界規模で展開されている理論ですので利用者も多いですし、利用者からの沢山のフィードバックにより熟成されてきた理論です。
私が全日本選手権で優勝経験がある選手だったり、フィッテイングの研究で博士号を取っている、くらいの実績があれば良いのですが、そんな実績は無く(泣)、説得力にも乏しいので、しっかり学んだBIKE FIT理論を使用し、独自理論は使わずにフィッティングを進めていきます。
まあ、私の経験則でも、役に立ちそうなものは多少は盛り込めるとは思いますが^^;
今回、3人で丸2日間、みっちり再受講したわけですが、大筋は10年前学んだことと変わりません。
しかしながら、例えばKOPS(Knee Over Saddle Spindle)と呼ばれるサドル前後位置の決め方。
(google検索から引っ張ってきた画像)
今でもよく紹介されている膝裏の垂線とペダル軸を一直線にしてサドル前後位置を合わせるやり方も、最新の理論では必ずしも適切ではないと判断されているので、測定方法が変わっています。
また、サドル高を決める時の膝の角度なども、10年前と若干変わっていました。
情報はアップデートされているんですね。
新しい情報を追いかけるのはやはり大事だな、と改めて思いました。
また、フィッテイングの際、関節やポイントとなる箇所にマーキングをするのですが、それがずれると、導き出される数値も正確ではなくなります。
例えば腿の付け根の大転子
肩の肩峰
そして膝のポイント。ここが難しい〜。
知らないと探すのが難しく、何度も確認しながらようやくポイントを探せるようになる感じです。
体形によってすぐわかる人、わかりにくい人がいるので、沢山経験を積んでいる方にコツを教えてもらうのがやはり良いです。
暫くフィッテイングから離れていたのもあり、我流でおかしなところにポイントを打つようになっていないか、その修正もしたかったので、今回の再講習はとても勉強になりました。
ここを間違えると、高額な3Dモーションキャプチャーを使用しても、そもそもの基準がずれていることになり、正確な値を導き出すことが出来なくなります(ブナサイクルは元々そんなハイテク装備はありませんので、大きな分度器で測りますが💦)。
バイクフィッテイングをやる目的としては、まず快適に、ストレスなく、ケガのリスクを抑えたフォームのご提案と、効率よくペダルを回すための調整、といったところです。
根本にあるのは、「ペダルをまっすぐに踏む」という事で、ペダルをブレなくまっすぐ踏むことで足のケガ、身体へのストレスを減らしケガのリスクを回避します。
そのための小物も用意されており、その適切な使用方法も学んできました。
BIKEFIT社製品が販売を終了したしまった為、イギリスのFORM社の製品をメインに使用します。
使用する機材もほぼ揃いましたのでようやく運用出来るようになりました。
ご興味のある方は、お店でもご案内させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
時間がかかるサービスですので(2時間~3時間)完全予約制で、費用は20,000円です。パーツ交換や追加が必要になった場合は別途費用がかかりますのでご了承ください(ステム、ハンドルやクリートウエッジなど)。
大まかな流れとしては以下の通りです。
①問診(自転車歴、運動歴、自転車に乗る頻度、自転車に乗る目的、ケガ歴など)
②身体の柔軟性、癖の確認
③サドル高の確認
④クリート前後位置の確認
⑤サドル前後位置の確認
⑥ハンドル高、ステム長、ハンドル幅の確認
⑦ペダリング時の膝の軌跡確認
⑧クリート位置の確認
これだけの内容をやると、やはり早くても2時間、パーツ交換などがあると大体3時間前後くらいはかかることが多いです。
ご自身のバイクを持ち込んでいただき、ローラー台にセットして行います。
残念ながら、ブナサイクルには3Dモーションキャプチャーのような高額な機材はなくアナログな対応ですので、どうしても時間はかかります。
例えば、サドル高さだけ見てほしい、や、ステムの長さだけ見てほしい、というリクエストもあるかと思いますが、全ての項目は関連しているのでなかなか一つだけ切り取って、というのは難しいです(以前、見させていただいてその項目をスキップできる、という方であれば対応は可能かも?)。
ただ、サドル高、前後位置などは問題なければクリートウエッジを入れるために⑦⑧を行う事は出来たりしますので、こちらに関しては6,000円で設定いたします。
レーザー光を使用して、膝の軌跡をより高精度に確認して、クリートウェッジをセットして行きます。
こうする事で、足のブレを少なくして、ペダリング効率の向上とケガの防止が期待できます。
簡単な動画にまとめました。
私の場合、左足に比べて右足のブレが大きかったのが、ブレが減った事でしっかり踏めている感覚が掴めたのと、たまに出ていた膝の痛みが軽減しています。
このクリートウェッジのセッティングは、結構おすすめです。
ある程度、ポジションが決まっている方であればこれだけの対応も可能です(本当は全部セットがベターですが)。
なかなか高価なサービスとなりますが、ご興味のある方は、是非ご相談ください。